外壁塗装の悪徳業者に注意!被害に遭わないための対策
外壁塗装は、住宅の外観を美しく保つだけでなく、雨や風などのダメージから守る重要なメンテナンスです。しかし、外壁塗装は、悪徳業者によるトラブルが多いことも事実です。
そこで今回は、外壁塗装の悪徳業者に注意を促し、被害に遭わないための対策を解説します。
悪徳業者の具体的な手口
悪徳業者は、以下のような手口で被害者をだまします。
- 見積もりを高額にする
悪徳業者は、見積もりを高額にして、顧客の不安をあおります。例えば、相場よりも100万円以上も高額な見積もりを提示したケースもあります。
- 不必要な工事を勧める
悪徳業者は、不必要な工事を勧めて、顧客に余計な費用を負担させます。例えば、下地補修が必要ないのに、下地補修を勧めて、追加費用を請求することがあります。また、工事中に、住宅に損傷を与えることもあります。
- 工事の品質が悪い
悪徳業者は、工事の品質が悪いため、すぐに塗装がはがれたり、塗料が剥がれたりすることがあります。また、工事中に、住宅に損傷を与えることもあります。
具体的な事例としては、以下のようなケースが挙げられます。
- 東京都内のAさんの場合
Aさんは、外壁塗装を検討していたところ、訪問販売で来た業者から、見積もりを高額に偽って、約1,000万円をだまし取られました。業者は、Aさんの不安をあおって、下地補修や塗料のグレードアップなど、不必要な工事を勧め、高額な見積もりを提示しました。Aさんは、業者の説明を信じて、契約を結んでしまいました。
- 大阪府内のBさんの場合
Bさんは、外壁塗装を検討していたところ、インターネットで業者を見つけました。業者は、Bさんに、下地補修が必要だと説明して、追加費用を請求しました。Bさんは、業者の説明を信じて、追加費用を支払いました。しかし、工事後、下地補修が不要だったことが判明しました。Bさんは、業者に抗議しましたが、返金には応じてもらえませんでした。
補足事項
- 2023年の外壁塗装の被害件数は、約1万件と推定されています。
- 悪徳業者に遭わないためには、見積もり書の細かい項目をよく確認し、不明な点は業者に必ず質問しましょう。
- 保証制度は、業者によって内容が異なるため、事前に確認しておきましょう。
まとめ
外壁塗装は、高額な費用がかかるため、慎重に業者を選ぶ必要があります。
今回ご紹介した対策を参考に、悪徳業者に遭わないために、十分注意しましょう。